Avatar

【CEOブログ】3つの大きな出来事 ~2015年度のまとめ~

By: TJ

Happy Holiday
2015 年も終わりに差し掛かりましたが、ここでこの 1 年について少し振り返ってみたいと思います。今年は総じて、エンタープライズ ソフトウェア業界としても、また AvePoint としても素晴らしい年であったと思います。特に当社では、これまでの流れを引き継いで大きく成長することができたこと、また 2015 年度 Microsoft Partner of the Year 賞の Collaboration and Content 部門. の受賞など、特にグローバル チームによる成長と数多くの目標達成を実現できた年でした。 以上のような当社の目標達成とこの 1 年を通じた業界のトレンドとを勘案し、2015 年の大きな出来事として次の 3 点にまとめてみました。


2015 年は Microsoft が帰ってきた年

2015 年はサトヤ・ナデラにとって Microsoft CEO 就任後 2 年目の年でしたが、Microsoft によるアプローチの方向転換という点で既に大きな変化が表れてきています。今私は、自信をもってこう言うことができます。「カッコイイ Microsoft が戻ってきた」、と。テクノロジー エコシステム全体がもはや単一のプラットフォーム、単一のデバイスという世界ではなくなってきている現状において、この変化は、よりオープンに、より親しみやすい企業を目指そうという Microsoft の姿勢が大きく表れている結果だと考えています。

例えば、4 月に モバイル アプリ版 DELVE  が発表されましたが、Windows Phone 対応バージョンがまだリリースされていないなか、iOS と Android 向けのバージョンが先行して発表されています。(Windows Phone 向けサービスとしては AvePoint MyWorld をご確認いただければと思います)。また、9月に行われたSalesforce の Dreamforce カンファレンス ではナデラによる基調講演 (合わせて iPhone を使ったデモも行われました) がありましたが、ここでは過去にライバル企業であった 2 社とのパートナーシップが発表されています。

Microsoft はこのような考え方の変化の結果、クラウドとコンシューマーという 2 つの領域における強化と現実的なイノベーションに照準を絞ることができるようになってきています。世界一の生産性企業である Microsoft がこのようにオープンな姿勢を新たに持つことで、あらゆるクラウド インフラストラクチャやモバイル生産性アプリの中心としての Microsoft Office の重要性がこれまで以上に高まっていくことになるでしょう。業界最大の ISV であり、オンプレミス・クラウドを問わず SharePoint をサポートする AvePoint としても、Microsoft プラットフォームのエキスパートとして、また Microsoft クラウド向けソフトウェアを提供する企業として、Microsoft と共に成長していくことができるのは大きな喜びです。


クラウドがこれまで以上に急速に成長している

2015 年はまた、クラウドが改めて急速な成長を遂げた年でもありました。先月のブログ でも書きましたが、10 月に発表された Dell による EMC 買収は、オンプレミス テクノロジーの巨人がクラウド生まれのイノベーターに屈したという意味で、1 つの時代の終焉を象徴する出来事であったと 多くの人々に捉えられました。一方で、Gartner が指摘しているように、2015 年エンタープライズ アプリケーション ソフトウェア開発に投入された総額 1499 億ドルのうちほとんどが SaaS 向けでした。この事実から ZDNet は、SaaS はもはや 「デフォルト」 であると表現しています。

当社のビジネスを見れば、Azure ベースの Office 365 管理 SaaS サービスである AvePoint Online Services は、世界 300 万人もの Office 365 ユーザーの管理を実現しています。クラウドにおける Microsoft トップ パートナーの 1 社となり、官公庁向け Azure および オーストラリア・メルボルン データ センター を含めた世界 6 つの Azure データ センターで SaaS サービスの展開を実現できたことは非常に大きな前進だったと考えています。コストの削減、生産性の向上、増え続ける組織データの管理といったお客様が抱える課題に対して、Microsoft クラウド・ハイブリッド環境におけるサポートと改善のエキスパートとして、当社はこれからも貢献していきます。


ハイブリッドも成長している

SaaS にまつわる様々な話題やクラウドへの明確な方向転換もさることながら、中でもハイブリッドについての部分の重要性が大きく際立っています。一部の企業においては、様々な制約もあり、特定の作業をオンプレミスで行わなければならないという需要も確実に存在しています。IDC による予測 では、ハイブリッド クラウド市場は 2019 年までに 840 億ドルにまで成長するということです。AvePoint としても、オンプレミス版 SharePoint データの保護 および 管理 をサポートするソリューションに引き続き大きな需要があると感じています。また、 SharePoint 2016 についても様々な噂が飛び交っている状況ですが、2016 年前半を目処に本格的なサービス提供を開始できればと思っています。クラウドが何かともてはやされる昨今ではありますが、現実を見ればオンプレミスおよびハイブリッド環境の需要はまだまだ無視できないレベルを維持しています。

幸いなことに、顧客の目指すシナリオがどのような形であっても最良の形を実現できる用意が当社にはあります。 今年は、エンタープライズ生産性という領域において、大きな達成感とやりがいを感じる場面が数多くありました。クラウド、そして新たなワーク スタイルというアプローチははまだ始まったばかりの分野です。2016 年には、引き続き新たな変革と急速なイノベーションが待ち受けていることは間違いないでしょう。

来年も引き続き皆様の助けとなれればと思います。AvePoint 社員一同を代表しまして、皆様におかれましても、どうぞよいお年を迎えられますことをお祈り申し上げます。