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SharePoint の LOB (基幹業務) アプリケーションの展開をもっと簡単に ~最新版 DocAve 展開マネージャーのパターン機能を使って~

2016年1月7日
By: AvePoint

このブログ記事は米国 AvePoint のブログで公開された記事 「DocAve Deployment Manager Patterns: Your Solution for Line of Business Application Deployment in SharePoint」 (執筆者: Terrence Orpilla) の翻訳版です。

コラボレーション プラットフォームへの投資に力を入れている企業にとって、ビジネスやプロセスにおける効率化を実現しようと考える場合 「ライン オブ ビジネス アプリケーション」 (LOB、SharePoint 基幹業務アプリ―ケションのこと) の構築が有効なことがあります。 この LOB アプリケーションですが、Microsoft が定義する要件  は以下のようになっています。

  • インタラクティブ (相互作用的) であること
  • 複数の画面を備えていること
  • 金融、保険、医療、通信、e コマースなど、特定の分野に特化したアプリケーションであること
  • テキスト フィールド、チェックボックス、ボタンなどで構成された比較的シンプルなインターフェイスであること
  • レコード専用のデータベースやシステムなど、データを管理しトランザクションを実行する他のシステムと連携可能であること

今日においては、このような目的のために SharePoint を導入する例が、中規模から大規模の企業で多くみられます。SharePoint は時として非常に複雑になりがちですが、適切な要件、展開リソース、ツールを活用することで、ビジネス要件に合った形でカスタマイズすることが可能です。SharePoint 内においては、LOB アプリケーションはアプリ、ワークフロー、コンテンツ タイプ、リスト / ライブラリ テンプレート、固有の権限、ブランディングなどを備えたカスタム サイト コレクションで構成されます。


SharePoint 展開管理における課題

多くの組織が見落としがちなことですが、SharePoint の LOB アプリケーションの導入において最も時間がかかり、かつ重要となる課題は、実際の展開作業です。開発環境、テスト環境、QA 環境、ステージング環境、本番環境といった各ステージは、バグの特定や修正を目的として、それぞれの SharePoint インスタンスに分けられている場合がほとんどです。

私が多くのお客様と実際に話してきた結果わかったのは、展開ライフサイクルにおける各ステージに対して LOB アプリケーションをそれぞれ展開する作業だけで、全体の作業のうち 8 割を占めるほどの大変な労力になってしまう、ということです。この手順では、PowerShell スクリプトを書き、オブジェクトを手動でインポート・エクスポートし、アプリをインストールして再構成するといった作業に加え、時には環境に合わせてコーディングを書き換えるという作業が発生する場合もあります。新しいソリューションの開発・変更を行うためコードをいじるのは、時間がかかる大変な作業です。

DocAve 6 サービス パック (SP) 6 (補足: 日本では2015年11月26日から提供開始) に組み込まれている DocAve 展開マネージャー では、このように複雑な作業となりがちな SharePoint 展開管理の労力を劇的に削減することのできる新たなモードが搭載されました。 新機能の 「パターン モード」 です。


パターン モードについて

LOB アプリケーション展開に活用可能な新機能 「パターン モード」

LOB アプリケーション展開に活用可能な新機能 「パターン モード」

パターン モードでは、これまでのバージョンの DocAve 展開マネージャーで可能だった、様々な SharePoint デザイン エレメント をプランに追加する機能を活用して、LOB アプリケーションの定義を簡単に 「パターン化」 することのできる機能です。これまでとの違いは、一度定義したパターンはストレージ場所にエクスポートすることができる、という点です。パターンの展開が必要になった場面で、エクスポートされたパターンを取得して好きな場所へ展開することができます。

様々な SharePoint デザイン エレメントをパターンに追加することが可能

様々な SharePoint デザイン エレメントをパターンに追加することが可能

新しいパターン モードでは、展開後に使用できる新機能もいくつか追加されています。ここでは過去にパターンを展開した環境をリスト形式で一覧表示することも可能です。この一覧はパターン モードによる登録済みリストとしても活用され、新しいバージョンのパターンが定義される段階で、リストに表示される展開先に対して一括で更新をかけることもできるようになります。

あらゆる展開先に対して最新バージョンへの更新を実行

あらゆる展開先に対して最新バージョンへの更新を実行

パターン モードは、特に SharePoint 上でプロジェクト管理を行っている組織にとって有効です。プロジェクト管理用サイト コレクションは、SOW やデザイン、要件ドキュメントなどを含むカスタム ライブラリをはじめ、様々なカスタマイズを大量に含んでいることでしょう。また、それぞれのライブラリにも、ドキュメントのタイプに合わせ、特定のコンテンツ タイプに対する確認や承認を行うためのカスタム ワークフローが設定されている場合が多くあります。さらに、会議の議題などをトラッキングすることのできる AvePoint Meetings のようなアプリがインストールされている場合もあります。

一連のカスタマイズがインストール・更新されると、パターンを作成して展開ライフサイクルに合わせて移動させていくことができます。テストの実行後、DocAve 展開マネージャーを使用して必要な本番環境にパターンを展開することが可能になります。

パターンは複数の展開先に展開することが可能

パターンは複数の展開先に展開することが可能

DocAve 展開マネージャーに搭載された通常のライブ モードと組み合わせることで、パターン モードでは展開元と展開先の比較、展開の取り消し、展開のスケジュール設定などの機能をすべて活用することができます。パターン モードを使用することで、いかに LOB アプリケーションを展開するべきかという課題に対してより具体的なイマジネーションを持つことができるため、ビジネス要件に合わせた新ソリューションの開発等にかけていたリソースを節約することができるようになるでしょう。


パターン モードを今すぐ試してみましょう

詳細については、製品ページ をご覧ください。また、デモのリクエスト も受け付けているほか、無料の試用版をダウンロード していただくことも可能です。
新機能についての質問は、 このブログにコメントを残すか、製品ディスカッション フォーラム (英語) に参加してください。


■ 関連記事「DocAve 6 SP5 新機能レビュー:第1回 SharePoint 展開管理」 ( 2015年3月16日公開)

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