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【ゲストブログ】大阪発の SharePoint ユーザー会が初開催!! 西日本の SharePoint ユーザー企業の現場担当者がノウハウを交換

By: 山﨑淳朗

初めまして、PiecePoint株式会社の山﨑です。

AvePoint 様に協力頂いて初開催した、関西 SharePoint ユーザー会 について紹介させて頂きます。

2015 年 10 月 14 日の午後にユーザー企業であるカネカ様の会議室を会場として、関西 SharePoint ユーザー会を開催しました。ユーザー会では最初にセミナー形式の勉強会を開き、SharePoint 2016 の紹介から始まり、文書管理、SharePoint 関連製品の紹介、Office 365 API の紹介、導入事例を発表しました。

最終のコマを使って、机を円にして全員が参加するディスカッションを行いました。
ディスカッションでは、事前にアンケートで確認した情報を元に、山﨑が問いかける形でディスカッションを進めました。

※ 当日のスケジュールについては こちら をご覧ください。

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アンケートから浮彫りになった関西 SharePoint ユーザー企業の現状

参加各社の状況を元に SharePoint の傾向を共有する事から開始し、各回答で特徴的な物について質問する形でディスカッションを始めました。集計したアンケートをグラフ化すると特徴的な傾向がありました。参加企業すべてが大手製造業であった事も関係するのかなと思います。山﨑が特に気になったのは以下の様な質問の回答でした。

  • SharePoint の利用用途

全社ポータル、部門ポータルが多くて次に、文書管理用途が多いようです。SharePoint BI が全く使われていない事が残念でした。SharePoint を導入する部門と、BI を導入する部門が違う事が障壁になって入るのかなという感想です。SharePoint BI を上手く認知出来ていない事も一因だと思います。
SharePoint を活用した便利な仕組み等、様々な利用方法の啓蒙が必要だと思いました。

  • その他の情報共有システム

ファイル サーバーがトップであった事には驚きました。ファイル サーバーは昔からある仕組みで使いやすいのでしょうか?昔からの利用者を考えるとファイ ルサーバーが情報共有基盤として使用する事は致し方が無いのでしょう。
2位は Notes で多いのは当然と考えましたが、同 2 位が Exchange である事は非常に意外です。(Exchange への移行を予定しているのかを聞けば良かったですね。)

  • 利用者へ権限の委譲度合い

特徴的な結果で 「ユーザー管理者にある程度管理者権限を与えている」 が一番多く、次は 「ほとんど権限を与えていない」 で上位 2 位が多くを占めていました。
権限に関する考え方は、両極端な結果となりました。どうやらユーザートレーニングに影響がありそうです。

  • ユーザートレーニング

「やっていない」 が一番多く、次は 「定期的にやっている」 でした。権限移譲の度合いを見比べると関係性があるようです。「やっていない」 では、ユーザーに権限を付与していない様です。「定期的にやっている」 の場合は、ユーザーへの権限委譲を積極的に行っているユーザーなのですね。権限委譲をするとトレーニングが必要になりますが、情報システム部門の負荷が下がる様に思います。次回の開催が出来たら、参加者の皆様にどの様に考えているかを聞いてみたいですね。

  • アクセス解析はどうしている?

この質問に有効な方策はありませんでした。参照ログでは DB サイズが肥大化しすぎるのでアクセス解析には向いていない。結局は IIS Log を解析する必要がある様です。

権限についても、色々な考え方がある様でした。
簡単にしてほしいという要望と、もっと細かく設定したいという要望がありました。利用者が権限付与をするから簡単にしたいのか、運用担当者が分かり難いという意味か確認が必要でしたね。
細かい権限設定とは、ビューや列等への権限設定の様です。サードパーティ製品で埋めるべき、すきまなのでしょうか? Office 365 の対応を考えると標準機能で実装してほしいですね。

  • その他

アンケートの選択肢以外でも様々な議論がありました。
Office 365 のレスポンスについても各社興味あるようで、データセンターの場所についてシンガポールにある場合と、日本国内にある場合の違いについての議論がありました。結論は、Microsoft 社が海底ケーブルへ多くの投資をしているので、国外のデータセンターでも遜色なく日本で利用できるという事でした。しかし選択は様々でした。国内のデータセンターを選択した理由は国外の利用者が遜色なく使える、海外のデータセンターでも国内の利用者が遜色なく使えるという感じです。

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私が関西 SharePoint ユーザー会を立ち上げた理由

SharePoint ユーザー会の趣旨
最後に、関西 SharePoint ユーザー会を立ち上げた経緯をご紹介させて頂きます。
私の仕事は、関西で SharePoint のテクニカル コンサルティングを提供する事です。
しかし、正しく SharePoint を理解していない為に、SharePoint の過小評価・過大評価されている事が多くあります。

正しい知識を共有する場を作る目的で 「Japan SharePoint Group(以降JPSPS)」 を立ち上げ、大阪・東京・福岡・名古屋・山口で定期的に勉強会を開催する様にしました。
ベンダー・ユーザー企業が一緒に勉強をして、正しい知識を身に着け、参加者同士で様々なリレーションができたと思います。

なぜ、関西で SharePoint ユーザー会が必要だと考えたのか?
理由として 2 点あります。

一つ目の理由として、企業の中で SharePoint にかかわる人は、情報システム・システム子会社・SharePoint 担当で常駐している方などが居ます。しかし、全員が正しい知識を得る機会は少ないように思います。関西圏内での出張であれば、セミナーへ参加する事への障壁は低くなると考えました。

二つ目の理由は、ユーザー企業同士のリレーション作りです。JPSPS では SI、ユーザー企業等が混ざった状態です。その為、今回実施したようなディスカッションでユーザー企業の悩みを話すことは難しいように思います。ユーザー企業同士のディスカッションでお互いに得る物があればよいと考えました。


次回の関西 SharePoint ユーザー会に向けて ― 会場を提供してくださるユーザー企業様を募集中です

関西 SharePoint ユーザー会の開催は可能な限り、ユーザー企業に会場を提供してもらう形式を継続していきたいと思います。関西の SharePoint ユーザー企業で会場提供頂ける会社様を募集しております。ぜひ、山﨑までご連絡下さい。

■ 主催者概要
名前:山﨑 淳朗(ヤマサキ アツオ)
会社:PiecePoint株式会社
サイト:http://www.piecepoint.jp
Microsoft 様からSharePointカテゴリで MVP を受賞させて頂いてます。
仕事は、SharePoint のテクニカルコンサルティングや、製品開発をしております。
SharePoint に関わる全ての領域でのテクニカルコンサルティングを実施します。SharePoint の構築作法、開発作法のご支援、ポータル・文書管理・BI 等のコンテンツ構築の支援等も行っています。コンサルティングで得た課題を元に、SharePoint を便利にする製品も開発しております。

■ 関西 SharePoint ユーザー会概要
サイト:http://kansai.jpsps.com/
SharePoint の勉強会とユーザー企業同士の情報共有を目的として定期的に開催します。
サイト内の問合せリンクから問い合わせが可能です。

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