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SharePoint と Dynamics CRM を連携させた xRMの紹介: シンガポール公共セクター [続編]

By: ミカジリ

こんにちは。AvePoint Japan のミカジリです。

時間とお金さえ許せばすぐに旅行に行く私ですが、リゾート地にはあまり惹かれず、世界遺産を巡るのが大好きです。昨年は、遂に10年間思いを募らせた目的地・・・ ”マチュピチュ & インカの地上絵“ へ行ってきました!朝日が差し込む中、かつての大帝国、インカの都市遺跡が雲海の上に姿を現した瞬間は、息をのむほどの素晴らしい光景でした。”失われた空中都市“ を目の当たりにした、忘れることのない感動の瞬間でした。

インカの都市遺跡

 

 

 

 

 

 

と、余談が長くなりましたが、今回は世界遺産の無い国、シンガポールへ仕事で行って参りました!

“未来都市” とまで言われ、世界一高い天空プールで知られるマリーナベイ・サンズホテルが有名なシンガポールですが、注目するのは建設物だけではありません。シンガポールでは、情報化政策として国家の IT 化にも力を入れています。

以前のブログでは、弊社のカンタグチが ”SharePoint と Dynamics CRM を連携させた xRM の紹介: シンガポール公共セクター” という記事の中で、シンガポールで携わっていた青少年の矯正教育プロジェクトの紹介をしてくれました。

今回はその続編ということで私が携わっていたシンガポールの障害者福祉団体のプロジェクトについてお話をさせていただきます。


 

早速ですが、「障害者福祉」 と聞いた時、どんなことを連想するでしょうか。障害者福祉とは、身体や知的発達、精神に障害を持った人々が自立し、社会生活を営むための支援を提供する福祉サービスのことです。シンガポールの障害者福祉では、障害を持って生まれた人々を生涯通じてサポートする体制がとても整っています。

例えば、医師が子供に対し何らかの障害を持っていると診断した場合、シンガポールでは、病院から障害者福祉団体に連絡が入ります。連絡を受けた団体は、子供の発達障害における早期介入プログラムを提供している施設を障害の程度に合わせて選び、紹介します。子供の成長と共に特別支援学級とも連携を取り、子供とその両親をサポートし、学校生活を終える頃には職業訓練や就職の斡旋なども行います。学校、会社までの交通手段の支援やデイ・ケア、在宅介護などのサポートも一貫して行います。

このように、こちらの障害者福祉団体は、家族や病院をはじめ、多数にわたる外部の施設やボランティア団体と連携し、障害を持った人々の手助けをしています。

 

 


 

しかし、現在、障害者福祉団体の行う一連の多岐にわたる作業はほぼすべてが紙ベースです。これを電子化し、障害を持った人達の情報を一元管理したいというニーズがあり、今回弊社がシステムの構築を支援しました。

 

具体的には、 SharePoint と Dynamics CRM を連携させ、内部・外部双方からアクセス可能な中央化システムを提供します。障害者福祉団体のスタッフは内部ユーザーとして Dynamics CRM を使用し、その他の人達は外部ユーザーとして SharePoint のポータルにアクセスします。SharePoint のポータル上で起きたアクションはすべて Dynamics CRM に反映され、内部ユーザーが処理を行います。

先程の例をこのシステムにはめ込んで考えてみると、以下のようになります。

  1. 子供の障害を診断した病院の医師は SharePoint ポータル上で情報を入力
  2. 入力された情報は Dynamics CRM に反映され、障害者福祉団体が内部で必要な処理を行い、外部の施設 A に連絡
  3. 施設 A は ”子供の受け入れをする・しない” に対し SharePoint ポータル上で情報を入力
  4. 入力された情報は Dynamics CRM に反映され障害者福祉団体が内部で必要な処理を行い、法定後見人 (大抵は両親) に連絡

施設 A と法定後見人の意見が一致すれば、子供はその後、施設にて必要な支援を受けることになります。

以前は障害者福祉団体と外部ユーザー間の連絡手段が統一されていなかったため、せっかく共有した情報も散在してしまい、探すのにも一苦労、という状態でした。

情報処理も紙ベースなので、外部の施設やボランティア団体と連携を取る際もドキュメントをメールに添付、またはファックスの利用など、コミュニケーションにかかる時間やデータの保管方法も最適化されているとはいえませんでした。

しかし、弊社の SharePoint x Dynamics CRM システムにより、情報や外部ユーザーの一元管理が可能となり、個々の生産性が大幅に上がると同時に、日々の業務がタイムリーに遂行でき、かつヒューマンエラーの削減につながりました。

 


 

日本でも 2016 年の導入が決定されたマイナンバー制度に伴い、今後、各行政機関・関係組織・住民の間での情報共有手段が見直されるかと思いますが、弊社の提供する “SharePoint x Dynamics CRM” の連携システムがお役に立てる面もあると思います。

ご質問などありましたらお気軽にお問い合わせください!

 

最後になりましたが・・・シンガポールといえばチキンライス、、見た目によらずほっぺた落ちました。

シンガポールのチキンライスの写真

 

 

 

 

 

 

■  記事で紹介した “SharePoint x Dynamics CRM” の連携システム とは?

★⇒ 詳しくはこちらの カタログ をご覧ください!