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#MicrosoftTeams: チームワークという技術

By: AvePoint
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※この記事は、2016 年 11 月 2 日に 米国 AvePoint のブログに掲載された “MicrosoftTeams: Transforming the Art of Teams” の翻訳となります。

Office 365 の新機能である Microsoft Teams のお披露目イベントが、去る 11 月 2 日にニューヨークで開催されました。

「《チーム》 は、世界にひとつだけのユニークな存在です。そしてプロジェクトも、世界にひとつだけのユニークな存在です。どのようなチームにも通用するツールというものは存在しませんが、我々には Office 365 という名前の、普遍的に使ってもらえるツール キットがあります。今日、我々は Office 365 の新たなツール・エクスペリエンスとして、Microsoft Teams という名前のチャット ベース ワークプレースを加えました。」
– サティア・ナデラ 氏、Microsoft 経営最高責任者 (CEO)

今回のブログでは、我々 AvePoint が Microsoft から聞いたこと、我々が Teams、そして Slack について知っていることなどなどについてまとめました。

Microsoft Team とは何か

シンプルに表現すると、Microsoft Teams とは、組織のメンバー同士がコラボレーションを行うことができる、Office 365 のチャット ベース ワークプレースです。

Microsoft の定義によると、Microsoft Teams は 「8,500 万人の月間アクティブ ユーザーを持つ Microsoft Office 365 のコラボレーション能力を、さらに進化させるチャット ベースのワーク スペースです。Microsoft Teams は、ひと・コンテンツ、そしてコラボレーションのためにチームが必要とするツールをひとつにします。」

Microsoft Teams の 4 つのセールス ポイントを、Microsoft Office CVP の Kirk Koenigsbauer 氏 は以下のように説明しています。

  1. 今日のチーム向けのチャット – 今日のチーム向けの最新の会話エクスペリエンスを実現します。
    • スレッド構造の常駐チャット
    • オープン グループ チャット & 一対一の会話
    • Skype 通話 & ビデオ コール
    • チーム間を簡単に切り替え
    • 絵文字や GIF アニメが使用可能
  1. チームワークを実現するためのハブ – チームワークを実現するためのハブの役割を果たし、Office 365 のフル機能を活用
    • Word、Excel、PowerPoint、OneNote が全て組み込み済み
    • SharePoint、Power BI、Planner との統合
    • Microsoft Graph を利用したインテリジェント サービスで、関連性の高い情報を発見
    • Office 365 グループに準拠しているため、コラボレーション ツールの使い分けが簡単
  1. それぞれのチームに合わせてカスタマイズ可能
    • リッチな拡張 API やオープン API で、ワーク スペースをカスタマイズ
    • チャンネルやミームをカスタマイズ可能
    • Tabs 機能を備えた一般的なクラウド サービスとの統合で、よく使用するドキュメントやクラウド サービスにすばやくアクセス
    • Exchange と同じコネクタ モデルを採用、Twitter などのサードパーティ サービスの通知やアップデートを Teams 内で受信・表示
    • Microsoft Bot Framework の完全なサポートを追加し、チーム環境でファーストパーティおよびサードパーティのインテリジェント サービスを利用可能
    1. チームが信頼できるセキュリティ
      • 通信時にも保存時にもデータを暗号化。マイクロソフトの他の商用サービスと同様に、顧客データへの常時アクセスを禁止する透明性の高い運用モデルを採用
      • EUMC、HIPAA などでコンプライアンス領域のリーダーシップを発揮
      • 多要素認証で保護を強化
      • Microsoft のハイパー スケール ネットワークからの提供
      • Office 365 の一部として中央管理

[Microsoft Teams についての詳しい情報は、Microsoft のプレス リリース でご確認いただけます。]

Slack との違い

一部報道によると、Microsoft は今年の初め頃、人気の業務用チャット Slack を約 80 億で買収しようと試みたとのことです。一部には、Microsoft Teams は  Microsoft が 「Slack キラー」 として位置付けている製品だとの声もあるほどです。

しかし、そこまで言い切れるかどうかは、我々には断言できないところがあります。Microsoft Teams が Slack の競合製品としての位置づけとなることには疑いの余地がありませんが、同じことは Yammer にもいえます。この機会に、現在までの時点で我々が理解している範囲で、機能の比較をしてみることにしましょう。

その前に…Slack とは?

Slack は、チーム用メッセージ アプリ であり、チームのコミュニケーションとファイルを同じ場所に集約し、どこからでも検索や利用を可能にするという製品です。なんとなく聞き覚えがありませんか?

Slack の UI:

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Microsoft Teams の UI:

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機能比較

Table_SlackVSMSTeams

(Slack.com の製品情報をもとに作成)

主な相違点: Microsoft Teams & Slack

Microsoft Teams のデモンストレーションを見た我々が感じた 「違い」 は以下のとおりです。

      • スレッド構造のチャット: Yammer や Facebook コメント、Disqus のコメントと同様に、Microsoft Teams のユーザーは [返信] ボタンを押してメッセージに応答することができます。また、誰でも会話に参加することが可能です。Slack には、この機能は存在しません。

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(Microsoft ライブ デモの画像より)

      • ビデオ通話・音声通話: Skype for Business の主要機能 (音声通話、ビデオ通話、Skype との統合で Outlook からオンライン会議の予約も実行可能) は、すべて Microsoft Groups の枠内で利用可能です。Slack には、この機能は存在しません。

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(Microsoft ライブ デモの画像より)

      • Microsoft アプリの組み込み: Office 365 / Microsoft Teams で、Word や Excel、PowerPoint などの Microsoft 製品を利用することが可能です。

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      • Microsoft サービスとの緊密な統合: PowerBI や OneDrive for Business などの Microsoft サービスと統合されています。

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Slack、Microsoft Teams を迎え撃つ

偏らない全方向的な視点のため、Slack からの情報発信も記載しておきましょう。Microsoft の発表を受け、Slack は Microsoft に向けてオープンレターを公開しました。かいつまんでご紹介すると、以下のような内容でした。

      1. まず、そして最も重要なことは、一番大切なのは機能ではない。
      2. 第二に、オープン プラットフォームは絶対的に必要なものである。
      3. 第三に、愛をもって仕事に臨まなくてはならない。
      4. 最後に: Slack は生き残る。

内容は、ご自分の目で確かめてみてください。

Teams に関する詳細情報とスケジュール

      • Office 365 Enterprise または Business プランを利用中の法人顧客を対象として、日本および日本語を含む、181 か国、18 の言語で Microsoft Teams のプレビュー版の提供が開始されました。
      • サービスの一般提供開始は、2017 年の第 1 四半期を予定しています。
      • ISV・パートナーに対する開発プレビューが準備中です。
      • 一般提供までに、150 パートナーとの統合を予定しています。

詳細は、Microsoft の Web サイトでご確認ください。

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