Avatar

【速報レポート】Teams と PowerApps の 時代到来? Microsoft Inspire 2019・DAY 1 コアノート

By: AvePoint

“Together, we achieve more” をテーマに、7 月 14 日から 18 日まで米国・ラスベガスにて開催中の Microsoft Inspire 2019 (旧 Microsoft Partner Network)。その幕開けを飾るコアノート (基調講演) のハイライトを、会場の AvePoint メンバーが撮影した写真とともにお届けいたします。

Microsoft CEO のサティア・ナデラ氏等が登壇した Day3 コアノートのレポートはこちらから

【Together, we achieve more】

2019 年も 去年と同じく、Microsoft の社内イベントである Microsoft Ready との同時開催となります。このため、この回以外にも合同コアノートが 17 日 (Day 3) に開催されます。

開幕前の会場の様子です。朝 8 時半という早朝の時間帯にもかかわらず、スタジアム上部は既に満席となっているのがわかります。
上部スクリーンには、今年から導入されたミーティング スペース The Hub の紹介が投影されています。
超満員の参加者を迎え、オープニング パフォーマンスが始まりました。

トップバッターとして登壇した Gavriella Schuster氏 (コーポレート ヴァイス プレジデント、One Commercial Partner) は、「最近発表された Internal Use Right (内部利用権) の変更に対する、パートナー企業の皆様からの不評の声はしっかりと自分たちに届きました。変更は撤回します」 と発表し、会場からの拍手を浴びていました。

【Teams アプリから、参加者にInspire スペシャル マキアートをプレゼント! 】

11 日には 1 日の利用者が 1300 万人を突破した との発表も出され、AvePoint Japan が 5 月に参加した de:code でも話題を独占していた Microsoft Teams ですが、話題性と好調ぶりは Inspire でもとどまるところを知らない様子です。

「できることならば、ここにいるパートナー企業の皆さんひとりひとりとコーヒーを飲みに行き、感謝の気持ちを伝えたいですが、とても時間が足りません。そこで次善の策として、技術の力を借りることにしました」 と切り出した Schuster 氏。

そこで、モダン ワークプレイス ソリューションを専門とするオーストラリアのパートナー企業 Lakeba とその顧客企業、さらにはスターバックスの協力を得て、Teams アプリから Inspire スペシャルマキアートを 1 杯プレゼントすることにしたそうです。

「Teams アプリをモバイルに入れていない方は、この機会に是非入れてください」 とユーモアたっぷりに呼びかけていました。

【Power Platform で、より多くの人に技術の力を】

続いて登壇した Judson Althoff 氏 (エクゼクティブ ヴァイス プレジデント/Worldwide Commercial Business) は、2019 年度のこれまでを振り返りつつ、「今や、すべての企業がテクノロジー企業となっているといっても過言ではないでしょう」 と語り、より多くの人々が技術にアクセスできる環境の大切さ、それを可能にする Power Platform の重要性を強調しました。
Althoff 氏に紹介されて登壇した Unilever のチーフ エンジニア Dave Penrith 氏は、同社で行っているデジタル トランスフォーメーションに向けた取り組みを紹介しました。

IoT 技術で工場の 「デジタル ツイン」 を作り上げた同社は、工場の稼働状況を PowerBI で見える化し、さらにそのデータを Teams のタブに表示させて確認しやすくしています。これにより、他の工場との比較や全体の状況がよりはっきりと理解でき、ベスト プラクティスの共有もしやすくなったとのことです。

続いてブラジル工場に勤務する Fernanda Silva 氏が登壇し、PowerApps で構築された石鹸検品用アプリを披露しました。

以前は Excel を使って品質検査結果を登録していたそうですが、PowerApps を利用することで、結果の入力や写真の撮影などの作業動線がスムーズになり、効率も上がって従業員からも好評とのことです。

【「テクノロジーをすべての人の手に」 を実現する、PowerApps と Microsoft Teams】

「我々は、インテリジェント エッジとインテリジェント クラウド時代のパラダイム シフトの真っただ中にいる」 と語る Althoff 氏は、クラウドにおける FY 20 のコア エリアとして 「モダン ワークプレイス」「ビジネス アプリケーション」「アプリケーション & インフラストラクチャー」「データ & AI」 を挙げ、パートナー企業に、これらの分野を活かして 「デジタルを人々の手に」「すべての人がデジタル エコノミーに参加することができる環境」 を実現するために協力してほしいと呼びかけました。

再び登壇した Schuster 氏は、さらにこの 4 分野を詳しく説明し、「最大のマーケット オポチュニティ」 として、「モダン ワークプレイス」 では Microsoft 365 セキュリティと Microsoft 365 Teams の機能拡張・利活用促進を、「ビジネス アプリケーション」 分野では Dynamics 365 と PowerApps を、「アプリケーション & インフラストラクチャー」 分野では Azure Cloud Migration を、そして 「データ & AI」 分野では Analytics と AI を挙げました。

「私は Teams が大好きです! ただのチャット ツールだと思っている人は、是非何ができるようになっているかをチェックしてください」 と観客に呼びかけた Schuster 氏は Teams について 「会議もドキュメントも電話も、仕事に必要なすべてが集まっている」「仕事の中心点(ハブ)」 と表現しました。

SharePoint が約 10 年前に爆発的な伸びをみせたのよりも速いスピードで、Teams が伸びていることを説明した同氏は、バックエンドで動いているビジネス アプリケーションと Teams とをつなぐ存在として、「テクノロジーをすべての人の手に」 を体現する存在しとしての PowerApps の重要性を強調しました。

【おわりに】

Microsoft Inspire 2019 速報はいかがでしたでしょうか? 本ブログでは今後も、Microsoft Inspire 発の重大ニュース解説や、日本から参加しているメンバーの声などをお届けしていく予定です。是非ご覧ください。
Microsoft Teams eBook