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DocAve 6 SP5 新機能レビュー:第1回 SharePoint 展開管理

2015年3月16日
By: 太田

AvePoint では、お客様の SharePoint インフラストラクチャを最適に管理していただけるよう、製品に革新的な機能と改良点を盛り込むべく日々取り組んでおります。そんな中、ちょうど、本日 2015 年 3 月 16 日より DocAve 6 サービスパック (SP)5 の提供を日本向けに開始しました。今回から数回にわたり、DocAve 6 SP5 のリリースで加わった、目玉機能をブログで紹介していきます。ご期待ください!

ところで、組織特有のビジネス ニーズを満たす、より高度な SharePoint 展開のためには、カスタム化が必要となる場合が多くあります。例えば、ファーム ソリューションやアプリ・ワークフロー・カスタマイズしたサイト テンプレート・デザイン リストなどを展開する場合が考えられます。これらの展開は、個別のサイトで実行する分には、割合に簡単に実行可能です。しかし、SharePoint ファーム全体に対する展開や、複数の SharePoint Online サイトを対象とする展開の場合は、煩雑なプロセスとなります。そこで、当社では、DocAve 展開マネージャー というツールをご用意し、SharePoint 展開管理を支援させていただいております。

DocAve 展開マネージャーは、効果的な展開管理を実行することを目的とし、リリース作業を自動化することによってコンテンツ・カスタマイズした内容・デザイン要素を、SharePoint 2013/2010 (オンプレミス版) および SharePoint Online 全体に対して配置することのできるツールです。適切な計画や制御がないと、ステージング プロセス中のエラーや変更がタイム・ツー・バリュー (成果達成までの期間) を増加させ、アプリケーションの信頼性欠如やプロジェクトの遅延の原因となる可能性があります。DocAve 展開マネージャーは、こうした事態に陥ることなく、意図した通りに SharePoint 展開を実行できる機能を備えています。

今回、DocAve 6 SP5 のリリースにより、DocAve 展開マネージャー には、以下の 3 つの新機能が追加されました。

1)ハイブリッド型の導入

DocAve 6 SP5 のリリースにより、オンプレミス版の DocAve でも、SharePoint Online に対する展開が可能になりました。これにより、DocAve 展開マネージャーで、ハイブリッド型のインフラストラクチャの展開も管理できるようになりました。

DocAve 展開マネージャーで、ハイブリッド型のインフラストラクチャの展開も管理できるように

DocAve 展開マネージャーを使用して、オンプレミスの SharePoint 2013 と SharePoint Online 間で SharePoint アプリを展開

SharePoint アプリなどのデザイン要素を オンプレミスの SharePoint 2013 と SharePoint Online の間で展開する際に必要となる展開プランを作成することができます。これは、ステージングのために便利です。例えば、特定のアプリをインストールしたオンプレミス サイトを作成し、満足のいくまで構成し、その後展開マネージャーを使用して構成の済んだサイトをアプリが含まれた状態で、オンラインの本番環境に持ってくることができます。

2)個別ワークフローの展開

さらに今回、DocAve 展開マネージャーでは、1 件のサイトから別のサイトへワークフローを展開することができるようになりました。以前のバージョンでは、この操作は、オブジェクトを展開し、プラン オプションにワーフクロー定義を含めることで実行可能でした。しかし、この方法では、すべてのワークフローが移動先に展開されてしまうという難点がありました。例えば移動元がステージング環境であり、その環境で異なるタイプのワークフローを複数作成・編集している場合、ワークフローがすべて展開されてしまうことは望ましくありません。DocAve 6 SP5 では、個別のワークフローを選択して展開することが可能となりました。

個別ワークフローの展開が可能に

個別の SharePoint ワークフローを別のサイトに 1 件ずつ展開

3) 展開のスケジュール設定

組織の SharePoint インフラストラクチャ全体でカスタマイズを統一するのは、時に困難な作業となります。「フル コントロール」 もしくは 「デザイン」 権限を付与されたユーザーは、サイトに様々な変更を加えることができますが、そのような変更は組織のガバナンス ポリシーに反するものとなる可能性があります。権限を削除するのは簡単ですが、ユーザーがリストやライブラリを作成する必要がある場合、権限が必要となることも考えられます。DocAve 展開マネージャーでは、展開をスケジュール設定することで、カスタマイズをコントロールすることができます。この機能では、展開プランにスケジュールを設定し、参照サイトに存在するカスタマイズしたオブジェクトを、本番サイトに展開することができます。これにより、たとえユーザーが変更を加えたとしても、展開済みのカスタマイズしたオブジェクトは変更されることなく、そのまま残ることになります。

DocAve 展開マネージャーで展開のスケジュールを設定

DocAve 展開マネージャーで展開のスケジュールを設定

今回は、SharePoint オンプミレス ― SharePoint Online 間での迅速な展開、および、カスタマイズ要素を複数 SharePoint ファーム間で意図した通りに展開にできることをご紹介しました。これらは、DocAve 6 SP5 に追加された新機能のほんの一部にすぎません。詳細については、DocAve 展開マネージャー 製品カタログ をご覧ください。また、デモのリクエスト も受け付けているほか、無料の試用版をダウンロード していただくことも可能です。ぜひお気軽に営業までご連絡ください。