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SharePoint Online のカスタマイズを別テナントに展開する

By: 中村

こんにちは!広報の中村です。

昨年 12 月、日本マイクロソフトより、Office 365 が日本国内のデータセンターから提供されるようになったとの発表がありました。今年は、官公庁や金融業界ばかりか他の業種でも採用する企業が増え、情報共有基盤をクラウドに移す動きがさらに加速するのではないでしょうか。

そうなると、気になるのはクラウド移行後の運用管理です。弊社では、Office 365 – SharePoint Online の運用管理ソリューション DocAve Online を提供しています。権限管理、コンテンツ移動、最小単位バックアップ、サイト間でのコンテンツ同期などを実行することができます。昨年秋には、ステージング環境から本番環境への SharePoint サイトの展開プロセスを自動化する機能を追加しました。「展開マネージャー」 という機能です。

今回は、DocAve Online の展開マネージャーの機能について、ご紹介します。本社米国で公開された記事の抄訳版をご覧ください!


「コンテンツ、カスタマイズ、デザイン変更: DocAve Online による SharePoint Online 管理の自動化」

(原題: Content, Customizations, and Design Changes: How DocAve Online Automates SharePoint Online Management、投稿者: Terence Orpilla)

Microsoft は昨年、新たな世界への注目すべき一歩を踏み出しました。クラウド スペースを対象とした モバイル ファースト・クラウド ファースト戦略 の展開です。これに合わせ、SalesforceBox といった競合パートナーからも、Microsoft の主要クラウド サービスである Office 365 へと統合可能な様々なソリューションが発表されています。これは、自社のクラウド インフラストラクチャを推進する大企業の多くが、Office 365 が今以上に人気を集めていくと考えていることを証明しています。

Office 365 の一部を構成する SharePoint Online は、オンプレミスにおけるインフラ管理を可能にした SharePoint の強力な機能をそのまま受け継いでいます。データのホスト先となる物理的なサーバーのハウジングや管理を Microsoft がすべて賄ってくれるという点で SharePoint Online には管理のしやすさという利点がありますが、一方 SharePoint エクスペリエンスのカスタマイズにおいて制限があることもまた事実です。

SharePoint Online テナントで発生する制限の中で大きなものの一つは、ファーム ソリューション におけるインストール・展開のカスタムができないという点です。SharePoint Online 制御のエクスペリエンス向上を目的に、Microsoft は完全信頼コード型のファーム ソリューションを廃止しました。これは、SharePoint 2013 から完全に実装されたアプリ モデル に影響を与えるためだといわれています。SharePoint 2013 アプリは使いやすくて軽いだけでなく、SharePoint Web サイトに対して現在広く使用されている Web 標準およびテクノロジーを統合することで拡張を加えた Web アプリケーションです。

アプリ モデルは SharePoint エクスペリエンスの拡張という点で優れたツールですが、SharePoint Online テナントにおけるその他のカスタマイズの管理という観点から見ると多くの疑問がこれまでにも挙げられています。例えば、SharePoint Online ステージング用テナントで構築した設定を本番環境へ展開するにはどうすればいいでしょうか?あるいは、サイトやリストの設定、SharePoint Designer オブジェクト、コンテンツ タイプ、カスタム列などといった細かいカスタマイズを、別の場所へ展開する場合はどうでしょうか?アプリを別の SharePoint Online テナントに展開するには?SharePoint サイトを比較して、デザイン要素などの点で異なる部分を簡単に見つけたい場合は?

これらのような要件に対処する方法として、私は今回リリースされた展開マネージャー for DocAve Online をご紹介したいと思います。これは、Microsoft Azure ベースの SaaS プラットフォームである AvePoint Online Services で使用可能な Office 365 管理ソリューションです。

展開マネージャー for DocAve Online

展開マネージャーは、SharePoint Online 開発者および管理者による効率的な管理とコンテンツ、カスタマイズ、デザイン エレメントの展開を複数の SharePoint テナント間で実現します。展開マネージャーは、SharePoint アプリとデザイン エレメントの管理を自動化する強力なソリューションです。

展開マネージャー for DocAve Online

展開マネージャーが持つ ライブ コンペア機能 を活用すると、アプリなどの SharePoint デザイン エレメントを複数の SharePoint サイト間で展開することができます。

展開マネージャーのシンプルなツリー型インターフェイスを活用することにより、SharePoint Online 環境内のフォルダーのスキャンや、展開プランに追加したいデザイン要素を細かい粒度で選択することが可能となります。サイトやリスト、フォルダー、アイテム、アプリ、サイトやリストの設定、SharePoint Designer オブジェクト、サイト列、コンテンツ タイプ、ユーザー ソリューションなど、様々な要素を追加することができます。プランを作成すれば、コンロトール可能なプロセスと手順を SharePoint Online 管理に導入することも可能です。

展開マネージャー for DocAve Online

展開マネージャーでは、展開元環境と展開先環境を比較してデザイン要素の違いを識別することができます。

展開マネージャーが持つもう一つの便利な機能は、ライブ コンペア 機能です。これは、展開元と展開先の環境でサイトやサイト コレクションを比較し、デザイン要素の違いを識別する機能です。両環境の違いを確認することで、展開先環境に必要な項目をすぐに選択し、差分の実を展開プランに含めることができるようになります。

これらは、DocAve Online 用展開マネージャーが持つ様々な新機能のほんの一部にすぎません。より詳しい情報を確認されたい方は、DocAve Online 製品ページ をご確認ください。DocAve Online を今すぐ試してみたい方は、30 日間の無料トライアル版 にご登録いただければ今日からご利用可能です。

DocAve Online 導入により Office 365 管理のシンプル化に成功されたお客様の事例をご覧ください。

Albion Scaccia
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