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DocAve6.4.0からの増分移行における削除反映機能について

By: 夏 曼

こんにちは、AvePoint Japan サポートチームの夏です。

MOSS 2007サポート期間の終了に伴い、SharePointのバージョンアップを計画しているお客様が多くなってきました。
今回は弊社のDocAve SharePoint移行製品の増分移行における削除の反映機能について皆さんにご紹介したいと思います。

ほとんどのお客様の移行計画では、システムの変更によるダウンタイムを極力短くし、エンドユーザー様の業務に影響がないようにすることを念頭に移行計画を立てていると思います。
弊社 SharePoint 移行製品には、”完全移行” と “増分移行” という機能が備わっており、1度完全移行を実施すれば、増えた分の移行元データは “増分移行” で移行先に反映できるため、SharePoint移行作業を実施している期間も、現行のSharePoint環境 (移行元) を利用し続けることができ、新環境への切り替えによるエンドユーザー様の業務への影響を小さくすることが可能です。
実際に、SharePoint 移行製品をご利用の多くのお客様が、1度完全移行ジョブを実行し、その後移行元の最新の状態を移行先環境に反映するために増分移行機能を利用するという方法を実施しています。

増分移行機能には、これまで削除を反映する機能が無かったのですが、移行元で新規作成 / 更新されたコンテンツのみではなく、移行元で削除されたコンテンツも移行先に反映したいというお客様の声に応えて、DocAve 6.4.0.0以降のバージョンでは移行元でのドキュメントとアイテムの削除を移行先に反映させる機能が実装されています。

削除の反映機能の設定手順を以下に案内させていただきます。

1. DocAveの管理画面を開き、 [SharePoint移行] → [プロファイルの設定] を開きます。
2. [ダウンロードプロファイル] をクリックし、プロファイルをダウンロードします。
3. プロファイルを開き、 [syncDeletion=”False”] の “False” を “True” に変更し、プロファイルを保存します。
4. 保存したプロファイルのファイル名を変更します。
5. SharePoint移行の管理画面に戻り、 [プロファイルの設定] → [アップロードプロファイル] をクリックし、4でファイル名が変更されたプロファイルをアップロードし、 [保存] をクリックします。
6. [プロファイルの選択] で5. で保存したプロファイルを選択し増分移行ジョブを実行すれば、移行元でドキュメントやアイテムの削除内容を移行先に反映されます。

Capture

上記手順で編集したプロファイルを利用したプランで増分移行を実行していただくことで、削除の反映が可能となります。

なお、削除の反映の機能が実装されてはおりますが、まずは増分移行に必要な条件がそろっていなくてはなりませんので、以下に注意点を挙げさせていただきます。

●増分移行における注意点:
・ 増分移行ジョブを実行する前に、完全移行ジョブを実行してください。
・ 完全移行ジョブと同一のプランで増分移行ジョブを実行してください。
・ 移行元アイテムが完全(ゴミ箱から)に削除された場合、その削除の反映をサポートしませんので、ご注意ください。
・ 増分移行ジョブは SharePoint の変更ログを基に実行されます。
そのため、参照する変更ログが自動削除されないように、[サーバーの全体管理] → [アプリケーション構成の管理] → [Webアプリケーションの管理] で対象の Web アプリケーションを選択し、リボンメニューの [全般設定]→[リソースの調整] → [変更ログ] の順で変更ログからエントリが削除されるまでの期間を長く設定しておいてください。

●SharePoint移行製品をご利用中のお客様へ!!!
現行環境から新環境へのスムーズな切り替えのため、移行計画を立てる際には、実際のデータを使ったテスト期間を設け、お客様環境における問題の洗い出しと対応策の確立をお願い致します。十分なリハーサル期間を設けて検証した上で本番環境に移行するようお願い致します。

また、SharePoint移行する前の準備については、弊社佐川の記事もぜひご一読ください!

最後までご覧いただきましてありがとうございます。本ブログの内容が、皆様のお役に立てれば、何よりです。
それでは、よい一日を~

投稿日: 2015年7月1日