挑戦

Veidekke ASA は、2013 年には早くも Office 365 の使用を開始していました。Office 365 採用の目的は、社内で共同利用できる情報環境の構築にありました。しかし 2017 年に導入されたデータ保持ポリシーの影響で、Office 365 のネイティブ機能のみによるバックアップでは、データ運用管理が困難となってしまいます。

Veidekke ASA は、OneDrive for Business・SharePoint・Office 365 Groups の 10 TB にも及ぶバックアップ データを、Microsoft の SLA である 30 日間以上保存する必要がありました。また、リストやライブラリ、フォルダー、ドキュメン トとドキュメント履歴、メールボックス、カレンダーなどの最小単位リストアをスピーディーに実行したいという要望もありました。

「Office 365 の既定機能だけを使う場合、サイト コレクション単位でのリストアとなる上、サービス リクエストを上げて数日待つ必要がありました」 と、Veidekke ASA で IT 管理者を務める Jonas Schimmele 氏は振り返ります。「これが、AvePoint Cloud Backup を利用すると数分で完了します。これは大きな魅力でした。」

複数のソリューションを比較した後、Veidekke ASA の求める要件に合致する唯一のソリューションとして選ばれたのが、AvePoint Cloud Backup でした。