AvePoint Online Services テナント作成手順 (Google)

 はじめに

本ガイドで記載されている手順は AvePoint Online Services(以下AOS)のテナント作成およびGoogleテナントへの接続になります。
UIには一部変更が発生する可能性があり、画面構成が異なる場合がございます。
その他の対象に関しては、こちらのユーザーガイドを参照ください。 

作業前提条件

作業を実施するにあたり、以下の項目に記載されている各種準備が必要になります。 

  • AOSサインアップ用のアカウント 
    AOSサインアップ時に利用するGoogleアカウントになります。既に、別のAOSテナントと連携しているドメインのメールアドレスおよび ”gmail.com” アカウントはご利用いただけません。 
  • アプリ登録用のアカウント 
    Googleテナントに対して操作を行う際のエンタープライズアプリケーション権限の承諾を行うGoogleアカウントになります。こちらのアカウントはGoogleテナントの特権管理者権限を保有している必要があります。 
    ※本ガイドでは、包括的に管理可能な「特権管理者」を案内しております。もし特権管理者より細かい権限を利用する場合は、テナントの AvePoint Online Services への接続カスタム Google アプリへの同意 をご確認ください。

※ 「AOSサインアップ用のアカウント」と「アプリ登録用のアカウント」は同一のアカウントでも問題ありません。 

AvePoint Online Service 設定

AOS テナントの作成  

利用アカウント:AOSサインアップ用のアカウント 

1.AvePoint製品30日間無料お試しサイトへアクセスします。
AvePoint Online Services 

2.データ センターの選択 画面が表示されるので、データセンターをリストから選択し、[次へ] をクリックします。 
※ データ所在地等の要件を満たすために、ご利用の Microsoft、Google、Salesforce のホーム地域の選択を推奨します。
※ データセンターは導入後に変更することができないため、選択時は十分にご注意ください。

3.利用するサービスを選択 画面が表示されるので、利用するサービスを選択し、[次へ] をクリックします。 
※ ご自身が利用する製品がどれに該当するか不明な場合は、管理者または担当者にご確認ください。 
※ 選択したサービスにかかわらず、以降の手順は共通です。引き続き本ガイドに従って操作を進めてください。 

4.情報の入力 画面が表示されるので、必要情報を入力し、利用規約にチェックをいれて [送信] をクリックします。

5.メールを確認してアカウントをアクティブ化 と表示されます。 

6.入力したメールアドレス宛に [AvePoint 無料試用版へようこそ] のタイトルでメールが送信されますので、メール本文の [リンク] をクリックします。

7.アカウントのアクティブ化が完了しました と表示され、サインアップが完了になります。

 ② AOS テナントへのサインインとライセンス規約への同意 

利用アカウント:AOSサインアップ用のアカウント

1.AvePoint Online Servicesにアクセスします。 
[ログインID] にAOSサインアップ時に利用したアカウントのメールアドレスを入力し、[パスワード] に設定したパスワードを入力して、[サインイン] をクリックします。

2.サブスクリプション契約 画面が表示されますので、契約条項を確認し、問題なければ [同意] をクリックします。 
※ 新しいライセンスが発行された場合には、ライセンス規約への同意作業を再度実施する必要になります。

3.クイック スタート 画面が表示されるので、[テナントへの接続] をクリックします。 

Google テナントへの接続 

利用アカウント:AOSサインアップ用のアカウント、アプリ登録用のアカウント 

1.[テナント管理] にアクセスし、[+ テナントへの接続] をクリックします。 

2.[Google] にチェックを入れて、文中のリンク [Google Workspace Marketplace] をクリックします。 

3. (Google 未ログインの場合のみ) [ログイン] をクリックし、アプリ登録用のアカウント (GWS特権管理者権限) を選択して、サインインします。 

3.Google Workspace Marketplace 画面が表示されますので、[管理者によるインストール] をクリックします。

4.管理者によるインストール ポップアップが表示されるので、[続行] をクリックします。

5.アクセス許可 画面が表示されるので、アクセス権を確認し、[次のユーザーにアプリを自動インストールする] は [組織内の全ユーザー] を選択し、[アプリケーションの利用規約、プライバシーポリシー、……同意する] にチェックを入れ、[完了] をクリックします。

6.AvePoint Tenant Management をインストールしました ポップアップが表示されるので、[完了] をクリックします。

7.Google Workspace Marketplace は画面を閉じ、AOS 画面に戻り、[接続] をクリックします。

8.Google でログイン 画面が表示されるので、アプリ登録用のアカウント (GWS特権管理者権限) を選択して、サインインします。 

9.テナント登録完了 画面が表示されるので、[このページを閉じる] をクリックします。 

10.テナント管理 画面に戻り、テナント名が表示されていればテナントへの接続が完了になります。 

以上でAvePoint Online Services テナント登録が完了となります。

サインアップユーザーのサインイン方法切替

ここまで使用した AOSサインアップ用のアカウント は、ローカルユーザー(サインイン方法がAvePoint 設定のIDとPWを利用) としてAOSにユーザー登録されています。
以下の手順で、サインイン方法を Google ユーザー へ切り替えることによって、Google 向け AOS 製品の機能をよりスムーズかつ便利に活用できます。

利用アカウント:AOSサインアップ用のアカウント

1.任意のAOS画面より、右上のアイコンをクリックして [サインアウト] をクリックします。

2. [Google でサインイン] をクリックします。

3.Google サインイン 画面が表示されるので、AOSサインアップ用に登録した Googleアカウント情報でサインインします。

4.AOSログイン 画面にポップアップが表示されるので、[はい、このアカウントをこのサービスへの……] を選択し、ローカルユーザーとして設定したパスワード を入力します。[Microsoft/Salesforce/Google をこのアカウントの唯一のサインイン方法として使用する] にチェックを入れ、[OK] をクリックします。

5.[管理] [ユーザー管理] より、[サインイン方法] が [Google ユーザー] となっていることを確認できます。

以上で、サインアップユーザーのサインイン方法切替手順が完了し、初期のテナント登録手順は完了となります。
※ Google の障害等に備え、ローカルユーザーを1ユーザーは登録しておくことを推奨いたします。ローカルユーザーによるサインインは、他のクラウドサービス認証の影響を受けません。手順は『AvePoint Online Services ユーザー登録手順』を参照ください。