Exchange OnlineでEWSが廃止へ:Microsoft Graphへの移行とAvePointの対応

【2026 年 6 月 24 日 最新更新】

「Fly / Fly Server で EWS API を継続利用するための方法」に Microsoft 公式記事のリンクを追記しました。

【2026 年 6 月 16 日 最新更新】

  • Exchange Online Kiosk
  • Microsoft 365 and Office 365 F1
  • Microsoft 365 and Office 365 F3

上記ライセンスに関する EWS API の停止時期が、2026 年 6 月末 から 2026 年 10 月 1 日 に変更されました。
FLY の 6 月リリースで自動的に Graph API に切り替わる部分については、特に製品の変更点はございません。
参考:Update to EWS Access for Kiosk / Frontline Worker Licensed Users | Microsoft Community Hub

Fly Server に関する影響について、加筆しました。

【2026 年 6 月 11 日 最新更新】

「移行スケジュール」セクションに「詳細・必要な対応」を追加しました。
「Fly で EWS API を継続利用するための方法」「EWS API と Graph API における差異」セクションを追加しました。

【2026 年 6 月 2 日 最新更新】

【重要】2026 年 6 月 7 日より、一部ライセンス(Kiosk / F1 / F3)のメールボックスにおいて、EWS から Microsoft Graph API への切り替えが自動的に実施されます。未対応の場合、一部機能に影響が出る可能性があります。
詳しくは「移行スケジュール」および「お客様にお願いしたいこと(現時点)」をご確認ください。

また、ご利用のお客様へより内容が伝わりやすいよう本ページの記事構成を変更しました。

【過去の更新内容】▼

2026/2/12 更新:

AvePoint グローバル公式記事の内容を基に、情報を加筆・修正しました。
詳細は、Keeping You Ahead を参照ください。

2026/4/13 更新:

一部の環境において、EWS に関する M365 テナントの設定値により、Cloud Backup for Microsoft 365 および AvePoint Fly でエラーが発生している件について、追加記事を公開しました。
Exchange Online における EWSEnabled の挙動変更について

Microsoft は Exchange Online における Exchange Web Services(EWS) の廃止を発表し、Microsoft Graph API への移行が進められています。

AvePoint では、影響を受けるすべての製品(Cloud Backup for Microsoft 365、Fly、Fly Server、AvePoint Opus)において、お客様の運用に影響が出ないよう、マイクロソフトと緊密に連携しながら計画的な移行対応を進めています。


本ページでは、お客様に必要な対応 → 移行スケジュール → 背景情報 → AvePoint の対応詳細 の順に整理しています。

AvePoint 製品への影響と、お客様にお願いしたいこと

AvePoint が基盤となる移行作業を管理し、必要なアクションがある場合は随時ご連絡いたします。

要点まとめ

  1. 以下 3 製品をお使いのお客様は、Phase 1 (2026 年 2 月 9 日) 以降にアプリプロファイルの再承認または新規作成 が必要です。
    • Cloud Backup for Microsoft 365
    • Fly
    • Opus
  2. 以下オンプレミス製品をお使いのお客様は、提供されるバージョンへのバージョンアップが必要です。
    • Fly Server
  3. 対応期限は Phase 3 (2026 年 8 月 9 日) 適用前までに完了を推奨 します。※ 日程は変更の可能性があります。
  4. お客様の構成パターンにより対応手順が異なります。以下の判定表でご確認ください。

必要な対応を実施しない場合、製品ごとに以下の影響が出る可能性があります。

  • Cloud Backup for Microsoft 365
    メールボックス関連のバックアップ/リストアが失敗します。
  • Fly / Fly Server
    メールボックス関連の移行やスキャンが失敗します。
  • Opus
    メールアイテムに対する情報ライフサイクル管理アクションが失敗します。
    ストレージ最適化モジュールに影響はありません。

お客様のご状況 判定表

現在ご利用中の製品およびアプリプロファイルの種類によって、必要な対応が異なります。
以下の表で自分が該当するパターンをご確認ください。

クラウド製品
(Cloud Backup for Microsoft 365, Fly, Opus)

パターン A

AvePoint 既定アプリプロファイル

AvePoint が提供する既定(デフォルト)のアプリプロファイルを使用している場合。
※ 多くのお客様はこちらに該当します。

アプリプロファイルの再承認が必要です。
管理画面から簡単に再承認できます。
詳細な対応手順へ

パターン B

カスタムアプリプロファイル

お客様が Entra ID で独自に作成したアプリ登録を使用している場合。

アプリに Microsoft Graph の権限を追加する必要があります。
詳細な対応手順へ

パターン C

サービスアカウントのみ使用

アプリプロファイルを使用せず、サービスアカウント(ユーザー名+パスワード)のみで認証している場合。

アプリプロファイルの新規作成が必要です。
サービスアカウントのみの構成では Graph API に対応できません。
詳細な対応手順へ

オンプレミス製品
(Fly Server)

パターン D

Fly Server を利用中

オンプミレスの Fly Server を利用し、テナントの [検出] や移行をしている場合。

8 月にリリース予定の Fly Server 4.13.5 にバージョンアップが必要です。
詳細な対応手順へ

具体的な対応方法は以下をご確認ください。

パターン A (AvePoint 既定アプリプロファイル)

AvePoint アプリケーションの再承認が必要になります。
利用製品ごとの対象アプリケーションは、以下の通りです。※下記以外のアプリケーションの再承認は不要です。
また、再承認の方法については『AOS アプリプロファイル再承認手順』をご参照ください。

Cloud Backup for Microsoft 365 (すべての権限)

Cloud Backup for Microsoft 365

2026/2/8 以前のもの

Cloud Backup for Microsoft 365 (Exchange 権限)

Cloud Backup for Microsoft 365

2026/2/8 以前のもの

Fly

Fly

2026/2/8 以前のもの

Opus

Opus

2026/2/8 以前のもの

Microsoft 365(すべての権限)

Cloud Backup for Microsoft 365, Fly, Opus 
※ いずれかを含む場合

2026/2/8 以前のもの

※ 更新日時が 2026/2/8 以降となっている場合でも、所定の再承認手順が完了していない場合は、あらためて再認証が必要となります。

1. AOS へ管理者アカウントでログインし、[システム監査マネージャー] から [ユーザー アクティビティ レポートのエクスポート] をクリックします。

2. [時間範囲の選択] に 2026/2/8 ~ 本日日付 となるように設定して、[エクスポート] をクリックします。

3. エクスポートされた Excel ファイルの A 列を「アプリの再承認」でフィルタリングして、対象アプリが表示されていれば、これ以上の再承認は不要です。

パターン B (カスタムアプリプロファイル)

新しい Graph 権限に関する下記のドキュメントに従い、Microsoft Graph の権限追加が必要になります。
※ 日本語版が公開され次第、ドキュメントリンクは更新されます。

カスタム Azure アプリ

Cloud Backup for Microsoft 365, Fly, Opus 
※ いずれかを含む場合

パターン C (サービスアカウントのみ使用)

アプリプロファイルの新規作成が必要です。
サービスアカウントのみの構成では Graph API に対応できません。
アプリプロファイル作成方法については『AOS アプリプロファイル作成手順』をご参照ください。

パターン D (Fly Server を利用中)

2026 年 6 月 7 日以降:Fly Server 4.13.4 にバージョンアップが必要です。 (Kiosk / F1 / F3 ライセンスの移行に対応)
2026 年 8 月 9 日以降:Fly Server 4.13.5 にバージョンアップが必要です。 (すべてのライセンスの移行に対応)

移行スケジュール

Microsoft は EWS 廃止を段階的に進めており、AvePoint は Microsoft の EWS 廃止ロードマップに合わせ、EWS API から Microsoft Graph API へ段階的に移行しています。
Microsoft および AvePoint のスケジュールは以下の表で全体像を把握できます。

Microsoft スケジュール

2026 年 6 月末 ごろ
2026 年 10 月 1 日

下記の一部ライセンスにおいて、他ライセンスよりも早いタイミングで EWS リクエストのブロックを開始予定

<対象ライセンス>

  • Exchange Online Kiosk
  • Microsoft 365 F1 / F3
  • Office 365 F1 / F3

■ 2026 年 9 月末までの対応
2026 年 10 月 1 日以降も EWS API の利用を継続する場合、事前に以下の対応が必要です。

  • M365 テナントにおける EWSEnabled 設定の確認および変更
  • EWS API を利用するアプリケーションの許可リスト登録

※ Microsoft は、これらの対応を 2026 年 8 月末までに実施することを推奨しています。

※ 対応方法については、以下をご参照ください。
  日本マイクロソフト記事 – Exchange Online で EWS の利用を制限する方法が変わります
  AvePoint Japan 記事 – Exchange Online における EWSEnabled の挙動変更について
  Microsoft Learn 記事 – Exchange での EWS に対するアクセスの制御

2026 年 10 月 ~

上記以外のライセンスにおいても、Exchange Online に対する EWS リクエストのブロックを段階的に開始予定

■ 2026 年 10 月 1 日以降の挙動
2026 年 10 月 1 日以降、EWS API は原則として利用できません。
ただし、以下の条件を満たす場合に限り、EWS API の利用を継続できます。

  • EWSEnabled = True に設定されていること
  • 対象アプリケーションが許可リストに登録されていること

※ 対応方法については、以下をご参照ください。
  日本マイクロソフト記事 – Exchange Online で EWS の利用を制限する方法が変わります
  AvePoint Japan 記事 – Exchange Online における EWSEnabled の挙動変更について
  Microsoft Learn 記事 – Exchange での EWS に対するアクセスの制御

2027 年 4 月

Exchange Online に対する EWS を完全廃止予定

AvePoint スケジュール

Phase 1

2026 年 2 月 8 日
(適用済み)

Microsoft Graph に必要な権限(スコープ)を追加
※ アプリプロファイル再承認作業を行うことで、AvePoint アプリに今後の更新に備えた最新権限を、あらかじめ付与することができます。

Phase 2

2026 年 6 月 7 日
(適用済み)

Kiosk / F1 / F3 ライセンスのメールボックスを対象に Graph ベース処理へ切り替え
Fly Server 4.13.4 をリリース (Kiosk / F1 / F3 ライセンスの移行に対応)
※ 製品別の主な影響については FAQ (Q.11) をご参照ください。

Phase 3

2026 年 8 月 9 日
(予定)
※ 変更の可能性あり

すべてのライセンスで Graph ベース処理へ切り替え完了予定
Fly Server 4.13.5 をリリース (すべてのライセンスの移行に対応)
2026 年 10 月からの全体廃止に余裕を持って対応(一部例外あり※)

Phase 4

2026 年 10 月 1 日 ~
(予定)

Microsoft 側で Exchange Online に対する EWS リクエストのブロックを段階的に開始
AvePoint としては、Phase 3 で対応完了予定

Phase 2 以降における「Fly / Fly Server で EWS API を継続利用するための方法」については、リンク箇所を随時更新いたします。

Fly / Fly Server で EWS API を継続利用するための方法

以下は、Fly および Fly Server で「EWS API を引き続き利用したい場合」の設定方法です。
※ 通常は Microsoft Graph への移行を推奨しており、本設定は一時的な回避策としての利用を想定しています。

Phase 2 ~ (6/7 ~ 8/8)

  • 移行ポリシーにカスタム機能パラメーターを追加 (F1/F3/Kioskライセンスの移行のみ)
    ※ 移行ポリシーのパラメーターは、後段 詳細 をご確認ください。

Phase 3 ~ (8/9 ~ 9/30)

  • 移行ポリシーにカスタム機能パラメーターを追加 (すべてのライセンスの移行)
    ※ 移行ポリシーのパラメーターは、後段 詳細 をご確認ください。

Phase 4 ~ (10/1 ~ 3/31)

  • 移行ポリシーにカスタム機能パラメーターを追加 (すべてのライセンスの移行)
  • M365テナントの設定値を事前変更
    ※ 移行ポリシーのパラメーターおよび、M365テナント設定値の変更については、後段 詳細 をご確認ください。

Phase 2 ~ (6/7 ~ 8/8)

  • Fly Server 4.13.4 より前のバージョンを利用

Phase 3 ~ (8/9 ~ 9/30)

  • Fly Server 4.13.5 (予定) より前のバージョンを利用

Phase 4 ~ (10/1 ~ 3/31)

  • Fly Server 4.13.5 (予定) より前のバージョンを利用
  • M365テナントの設定値を事前変更
    ※ M365テナント設定値の変更については、後段 詳細 をご確認ください

詳細な対応方法は、下記 詳細 をご確認ください。

最新情報 2026 年 6 月時点

■ Phase 2 ~(2026 年 6 月 7 日 ~)

  • Kiosk / F1 / F3 ライセンスを割り当てられたユーザーのメールボックス移行について
    引き続き EWS API を使用するために、移行ポリシーに以下のカスタム機能パラメーターを追加してください。
    EnableGraphModeForInvalidLicense=false ※下図参照
    この設定を適用した移行ポリシーを使用することで、適用された移行プロジェクトでは EWS API が引き続き有効のまま移行を実行することが可能です。
    本設定は、いつでも実施が作業ですが、これらのライセンスを持つメールボックスの移行が進行中のお客様の場合、利用 API が Graph API に自動で切り替わる 2026/6/7 以前に実施することを推奨します。
Fly > 設定 > ポリシー > 移行ポリシー > 該当の移行ポリシーから編集可能
  • Kiosk / F1 / F3 ライセンス以外のメールボックス移行について
    引き続き、EWS API を利用可能です。

Fly Server 4.13.4 より前のバージョンをご利用ください。
※ Fly Server 4.13.4 では、Kiosk / F1 / F3 ライセンスを Graph API で移行するための機能に対応します。

■ Phase 3 ~ (2026 年 8 月 9 日 ~ )

移行ポリシーのカスタム機能に特定のコードを入力します。
※ 本設定は現時点では未公開です。公開され次第、本記事を更新します。

Fly Server 4.13.5 (予定) より前のバージョンをご利用ください。
※ Fly Server 4.13.5 では、すべてのライセンスのメールボックスを Graph API で移行するための機能に対応します。

■ Phase 4 ~ (2026 年 10 月 1 日 ~ 2027 年 3 月 31 日)

移行ポリシーのカスタム機能に特定のコードを入力します。
※ 本設定は現時点では未公開です。公開され次第、本記事を更新します。

「M365 テナントにおける EWSEnabled 設定の確認および変更」と「Fly を許可リストへ登録」は、以下のテナントで設定が必要です。

  • Gmail to Exchange Online の場合 ⇒ 移行先テナント
  • Exchange Online to Exchange Online の場合 ⇒ 移行元テナントと移行先テナント
  • Exchange Server to Exchange Online の場合 ⇒ 移行先テナント

設定方法の参照リンク
日本マイクロソフト記事 – Exchange Online で EWS の利用を制限する方法が変わります
AvePoint Japan 記事 – Exchange Online における EWSEnabled の挙動変更について
Microsoft Learn 記事 – Exchange での EWS に対するアクセスの制御

Fly Server 4.13.5 (予定) より前のバージョンをご利用ください。
※ Fly Server 4.13.5 では、すべてのライセンスのメールボックスを Graph API で移行するための機能に対応します。

「M365 テナントにおける EWSEnabled 設定の確認および変更」と「Fly を許可リストへ登録」は、以下のテナントで設定が必要です。

  • Gmail to Exchange Online の場合 ⇒ 移行先テナント
  • Exchange Online to Exchange Online の場合 ⇒ 移行元テナントと移行先テナント
  • Exchange Server to Exchange Online の場合 ⇒ 移行先テナント

設定方法の参照リンク
日本マイクロソフト記事 – Exchange Online で EWS の利用を制限する方法が変わります
AvePoint Japan 記事 – Exchange Online における EWSEnabled の挙動変更について
Microsoft Learn 記事 – Exchange での EWS に対するアクセスの制御

EWS API と Graph API における差異

EWS API と Graph API における差異については、以下をご参照ください。

最新情報 2026 年 6 月時点

後日更新予定

背景情報(詳しく知りたい方向け)

EWS 廃止の概要

Exchange Web Services(EWS)は、Exchange Online のメールボックスデータにアクセスするためのレガシー API です。 Microsoft は 2024 年に EWS の廃止を正式に発表し、今後は Microsoft Graph API にすべてのアクセスを統一する方針を示しました。

EWS は長年にわたりメールのバックアップ・移行・管理ツールに利用されてきましたが、 セキュリティとパフォーマンスの観点から、よりモダンな Graph API への移行が求められています。

Microsoft Graph API とは

Microsoft Graph は、Microsoft 365 のさまざまなサービス(Exchange Online、SharePoint、Teams、OneDrive など)に統一的にアクセスできる RESTful API です。 OAuth 2.0 ベースの認証に対応しており、よりきめ細かいアクセス権限制御高いセキュリティを実現します。

セキュリティ強化の背景

従来の EWS ではサービスアカウント(ユーザー名+パスワード)による認証が一般的でしたが、 この方式では認証情報の漏洩リスクが課題でした。 Graph API への移行により、アプリケーション単位の OAuth 認証が標準となり、 お客様のテナントセキュリティが強化されます。

よくある質問(FAQ)

A. 影響を受ける製品と、その影響については以下の通りです。

  • Cloud Backup for Microsoft 365
    メールボックス関連のバックアップ/リストアが失敗します。
  • Fly / Fly Server
    メールボックス関連の移行やスキャンが失敗します。
  • Opus
    メールアイテムに対する情報ライフサイクル管理アクションが失敗します。
    ストレージ最適化モジュールに影響はありません。

上記以外の製品は影響を受けませんので、本件に関する通知やブログ記事についてはご放念ください。

A. 以下の対応をお願いいたします。

  1. 利用中の AvePoint 製品を確認
  2. 影響を受ける (= EWS を利用している) AvePoint 製品があるか確認
  3. 対象の場合、AOS 管理画面から アプリプロファイルの再承認を実施

これらは今すぐ必要なものではないですが、Microsoft の廃止計画までに必ず実施してください。
これら以外のアクションが必要になった場合、通知によって必要アクションを提示します。

A. いいえ、本件は Exchange Online のみが対象です。例えば、 Cloud Backup for Microsoft 365 が Exchange Online をバックアップ対象にしている場合には、影響があります。

A. いいえ、Microsoft の廃止計画は 10 月からとなる予定です (※) 。
それまでに、AvePoint の提供情報に従って、アプロプロファイルの再認証を実施してください。これら以外のアクションが必要になった場合、AOS の通知によって必要アクションを提示します。

※ Kiosk / F1 / F3 ライセンスの廃止時期は 6 月末予定です。
Kiosk / F1 / F3 ライセンスに関する EWS API の停止時期が、2026 年 6 月末 から 2026 年 10 月 1 日 に変更されました。
FLY の 6 月リリースで自動的に Graph API に切り替わる部分については、特に製品の変更点はございません。

※ AvePoint は Microsoft のタイムラインに余裕をもって対応するため、8/9 に API を切り替える予定です。

A. 原則として 2026 年 10 月までに実施してください。
ただし以下のライセンスをご利用の場合は 2026 年 6 月までの対応が推奨されています。

  • Exchange Online Kiosk
  • Microsoft 365 F1
  • Office 365 F1 / F3

A. Microsoft が公開している公式ガイダンスに基づき、Graph で対応可能な領域から順次移行します。Microsoft は機能差のリストを公開し、積極的に解消を進めており、AvePoint は Microsoft と連携し、実装を適切に誘導します。

A. いいえ、再認証によってサービスが停止などの影響は発生しません。
また、既存機能は再認証なしでも当面は動作しますが、本件に関する将来の更新に備えて事前に実施することを推奨しております。

A. これらの権限は、従来 EWS で行っていたメール・フォルダ・アーカイブ・バックアップ処理を Graph API で実現するために使用されます。権限追加は仕様上必須となります。

A. API 移行は機能・性能ともに現行版を維持することを最優先方針として進めています。
詳細なテスト結果に基づいて機能を段階的に完成させ、それに応じたパフォーマンステストも実施していく予定です。

A. 現段階 (2026 年 6 月時点) において、以下の通りとなります。

  • Kiosk / F1 / F3 ライセンスを割り当てられたユーザーのメールボックス移行について
    引き続き EWS API を使用するために、移行ポリシーに以下のカスタム機能パラメーターを追加してください。
    EnableGraphModeForInvalidLicense=false ※下図参照
    この設定を適用した移行ポリシーを使用することで、適用された移行プロジェクトでは EWS API が引き続き有効のまま移行を実行することが可能です。
    本設定は、いつでも実施が作業ですが、これらのライセンスを持つメールボックスの移行が進行中のお客様の場合、利用 API が Graph API に自動で切り替わる 2026/6/7 以前に実施することを推奨します。
  • Kiosk / F1 / F3 ライセンス以外のメールボックス移行について
    事前に通知にてお知らせします。今後の対応をお待ちください。
Fly > 設定 > ポリシー > 移行ポリシー > 該当の移行ポリシーから編集可能

A. 製品別の主な影響は以下の通りです。

※ 以下は、お客様にお願いしたいこと(現時点)に記載の「AvePoint アプリの再承認」を実施済みの前提となります。未実施の場合は、お早めにご対応ください。

Fly

  • 対象ライセンスのメールボックス移行では、自動的に Graph API が利用されます。
  • それ以外のメールボックス移行は、引き続き既定で EWS を使用します。
  • 必要に応じて、EWS が完全廃止されるまでは一時的に EWS を継続利用する設定も可能です。
    FAQ (Q.10) の、Kiosk / F1 / F3 ライセンスを割り当てられたユーザーのメールボックスに関する箇所をご確認ください。

Cloud Backup for Microsoft 365

  • 対象ライセンスが存在する場合、Cloud Backup では Graph API を利用する動作に切り替わります。(対象ライセンスが適用されたユーザーのメールボックスだけではなく、テナント中のすべてのメールボックスが全部対象になる)
    ※ Graph API と EWS API の並行稼働となるため、すべてのオブジェクトに対応します。
  • 切り替え後、最初の増分バックアップは通常より時間がかかる可能性があります。
  • 追加設定は不要ですが、Graph API 権限への同意が必要です。

Opus

  • Graph API への切り替えは自動適用ではなく、顧客側で有効化・管理します。
  • 業務影響を抑えるため、まずは一部メールボックスで検証し、段階的に展開することが推奨されます。
  • Opus の「情報ライフサイクルモジュール」で Exchange Online メールボックスをコンテンツソースとしてご利用されているお客様にのみ影響があります。「ストレージ最適化」「検出と分析」モジュールを利用のお客様には影響がありません。

補足

Microsoft は、対象ライセンスに対する EWS アクセスを 2026 年 6 月末までに停止予定です
AvePoint はそれに先立ち対応を進めることで、スムーズな移行を図ります。

対象のアプリプロファイルが再承認されているかどうか不明の場合は、対象アプリが再承認済みかどうかを確実に確認する方法 を参照してご確認ください。

AvePoint のお約束

  • 事前通知
    必要な操作がある場合は、十分な猶予をもってご案内します。
  • 製品内ガイダンス
    操作が必要な場合、製品内で分かりやすく案内します。
  • 継続的な情報提供
    Microsoft および AvePoint の最新情報を随時公開します。

特定の環境についてご質問がある場合は、サポートチームへお問い合わせ または アカウントチームまでお問い合わせください。

参考リンク

関連記事